6月26日に出産した
サイベリアン☆ライサちゃん
ブラウンマッカレルタビー2頭
(パパのサンクトペテルブルクと同じ毛色)
ブルーマッカレルタビー1頭
クリーム1頭
ブラウンとブラウンから
どうしてブルーとクリームが生まれるのか?
それはブラウン(実際ブラックだけど)、
レッドなどの濃い色はD遺伝子を持ち、
これらは優性遺伝します。
しかし劣性のd遺伝子を2つ持ち
ddとなった場合には被毛全体のカラーが
薄くなります。
すると黒が灰色(猫界ではブルー)、
レッドがクリームになるのです。
DDやDdは濃い色で、ddは薄い色になるわけです。
今回、ブルーやクリームが生まれたということは
ddの組み合わせになったということであり
両親はDd同士だったということになります。
Dd同士の組み合わせの場合・・・
DD:Dd:ddは
1:2:1 の割合で出現します。
つまり4頭に1頭が薄い色。
しかし今回はddである薄い色が
理論値より多く4頭中2頭生まれました。
ちなみに両親共に、その片親はクリームでd遺伝子を持っています。
という理由から
両親に似ない子が生まれる訳なんですね。
なぜこんな誰も興味の無いようなお話をするのか。
ブラウン同士からブルーが生まれるのか?
というご質問を頂いたからです。
ちなみにチョコレートが薄くなるとライラック(ラベンダー)、
シナモンが薄くなるとフォーンとなります。
そしてアビシニアンのレッド(ソレル)は
実際にはシナモン遺伝子です。